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講書始め:中江藤樹の学問の心に思いをはせ
2013年1月12日
 江戸初期の儒学者、中江藤樹が弟子たちに教えた藤樹書院(高島市安曇川町上小川)で11日、講書始めの儀式があった。藤樹が新年の講義にあたって始めたとされ、鏡開きを兼ねて、地元の人たちが伝統を受け継いでいる。

 藤樹書院には仏教の位牌(いはい)に当たる、藤樹らの神主(しんしゅ)が並ぶ祭壇がしつらえられている。式は儒式にのっとって、酒をついでささげた後、参列者が焼香。藤樹が朝夕に読んでいたと伝わる儒教の書「孝経」の冒頭を全員で音読し、近江聖人とたたえられる藤樹の学問の心に思いをはせていた。
毎日新聞


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