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高島トレイル、女性目線で魅力発信
2013年11月8日
 滋賀県高島市内に延びる約80キロの山歩きコース、高島トレイルの魅力や情報を女性の目線から発信する「トレイルエンジェル」と「トレイルカメラ女子」の3人が、同市のNPO法人高島トレイルクラブ(前川正彦代表理事)の公募で選任され、7日に同市役所を訪れた。

 エンジェルは2人でともにびわこ成蹊スポーツ大4年の津々木健香(やすか)さん(22)=大津市=と岸田若菜(にいな)さん(22)=同=。カメラ女子は高島トレイルクラブの職員竹崎みゆきさん(37)=高島市マキノ町=。

 高島トレイルは年間4万5千人〜5万人の登山愛好家らが訪れる人気のコース。知名度をさらに高めて集客増を図ろうと、同クラブが、現在の「山ガール」ブームも意識して若い女性を登用し広報活動などに当たってもらうことにした。

 将来は山小屋で働きたいという津々木さんは「テントを担いでトレイルの全行程を踏破したい」といい、山は初心者の岸田さんは「(自分が)山を楽しみ、その楽しさを伝えたい」。竹崎さんも「たくさん写真を撮って、ホームページなどで高島の山の魅力を紹介したい」と話した。

 3人は来年3月までの半年間、同クラブの登山・ハイキング事業やキャンペーン、安全啓発などに参加するほか、ツイッターやフェイスブック(FB)などを使ったPRも行う。

 同クラブはこの日の市役所訪問に合わせ、台風18号豪雨被害復旧支援の募金約2万円も福井正明市長に手渡した。
京都新聞


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