滋賀県高島市新旭町の道の駅しんあさひ風車村でルピナスの花が見頃を迎えた。北米原産のマメ科植物で、フジの花を逆さまにしたような円すい状の形から「逆さ藤」とも呼ばれる。約5千株がピンク、紫、白などの彩りを競っている。
同施設内の新旭花菖蒲園横にある約1・5ヘクタールの花畑で、ラッセル種という品種を栽培。ルピナスの仲間では長い花穂をつけ、草丈が1・5〜2メートル弱にもなる。
例年より少し開花が遅めだったが大型連休明けから次々と咲き始め、見頃は6月上旬ごろまでという。
花畑では来場者が盛んにカメラのシャッターを切る姿が見られ、近江八幡市の小山雄二さん(62)は「自作のカレンダーで5月の花にしたい」と話していた。
ルピナスまつりが6月6日まで行われている。入園料500円(小中学生250円)。午前9時〜午後5時(入場は同4時まで)。 |