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リトル比良に登山標識板 滋賀・高島の15カ所に設置
2014年6月3日
 夏山シーズンを迎え、高島ロータリークラブ(吉田近博会長)はこのほど、比良山系の「リトル比良」と呼ばれる登山ルートのうち滋賀県高島市南部の15カ所に案内標識板を設置した。

 リトル比良は高島市南部と大津市北部をまたぎ、比良山系の北東に延びる稜線を縦走するルート(総延長約10・5キロ)。途中、奇岩や滝などの景観に富み、標高も500〜700メートルと登りやすい印象から多くのハイカーが訪れる。

 標識板は、高島市音羽から岳山、鳥越峰、見張山を経て勝野へ下りる約6・5キロ間に設置。NPO法人高島トレイルクラブの協力を得て、ロータリーの会員約20人が実際にルートを歩き、迷いそうな場所に立てた。登山者カードの提出を促す表示板も設けた。

 ちょうど1年前、同市マキノ町の赤坂山周辺で大阪市の児童2人が一昼夜不明となり、その後も比良山系で遭難や事故が相次いだため、設置を決めた。リトル比良も場所によって道が分かりにくく起伏も大きいといい、吉田会長は「標識板を見て安全に登山を楽しんでほしい」と話す。
京都新聞


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