| 酒づくり観光ツアー人気 高島の蔵元など「新たな売り」に手応え |
| 2014年11月27日 |
| 滋賀県高島市で盛んな酒づくりと一帯の観光地をめぐるツアーが、人気を集めている。地元ホテルと市内の５つの蔵元がグループをつくり、３カ月ごとに開催。メンバーは「ツアーが高島の新たな売りになっている」と手応えを感じている。 ツアーを開催しているのは、今津サンブリッジホテルと市内５つの蔵元でつくる「酒楽会（しゅがくかい）」。同ホテル宿泊部の山下智史係長（３３）が、高島の日本酒をアピールしようと各蔵元に呼びかけ、平成２４年１月に発足した。 ツアーは、酒蔵や周辺の観光地を見学したあと、ホテルで郷土料理と日本酒を味わう、という内容。３カ月に１回、各蔵元が交代で担当する。 当初は、市内からの参加がほとんどだったが、今月１６日に開催された第７回ツアーでは、初めて県外からの参加者があった。 このツアーは、同市マキノ町海津にある吉田酒造が担当し、１３人が参加。吉田肇社長（５４）の案内で、参加者らは風情のある海津の街並みを散策した。湖岸に約１キロ以上続く波よけ石積みの景観などを楽しんだあと、吉田酒造の酒蔵を見学。ホテルに戻って日本酒を飲みながら郷土料理を楽しんだ。 大阪市から参加した主婦（５１）は「酒蔵の見学だけでなく、周辺の散策もできておもしろかった」と話していた。 次回のツアーは来年２月ごろの予定。参加料は毎回２０００円で、問い合わせは同ホテル（電）０７４０・２２・６６６６。 |
| 産経新聞 |
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