スキーのシーズン到来に合わせ、滋賀県高島市にある4カ所のスキー場合同の安全祈願祭と「たかしま冬山開き」が11日、同市今津町の箱館山スキー場で催された。関係者が営業期間中の安全を祈り、地元のスキー愛好者らが初滑りを披露した。
4カ所はマキノ、箱館山、朽木の各スキー場と国境高原スノーパーク。この日は市スキー場協議会が主催し、安全を祈願する神事に続き、同協議会の八田人志会長が「今シーズンも利用者に安心安全に過ごしてもらえるようにしたい」とあいさつ。八田会長や福井正明市長らがテープカットを行った。
この後、地元のスキーやスノーボードの愛好者ら約15人が、人工雪で整備されたゲレンデを初滑りした。サンタクロースやトナカイ、雪だるまの扮装(ふんそう)をした人たちがスノーボードを操り、雨が降り続く中でも巧みな身のこなしで斜面を鮮やかに滑り降りた。
各スキー場の営業は箱館山が12日、国境高原は20日にスタート。朽木とマキノは積雪があり次第、営業を始める。 |