| ＜畑の棚田＞オーナー募集 「日本の百選」はや満員のコースも |
| 2015年3月11日 |
| 高島市畑の「畑の棚田」で、今年もオーナー募集が始まった。市が昨年のオーナーに案内状を出したところ、３コースのうち１コースが今月上旬の募集開始直後に定員に達した。市は「毎年、リピーターの方も多いがこれほど早く埋まるとは」と人気ぶりに驚いている。他の２コースは１７日まで受け付ける。 畑の棚田は農林水産省が認定する「日本の棚田百選」（全国１３４地区）に県内で唯一選ばれている。市南部の山あいにあり、高低差約１００メートルの急傾斜地に３５９枚の水田が広がる。オーナー制度は、都会の人たちに米作りの体験をしてもらい、収穫米や、その米で造った吟醸酒を贈る仕組み。 満員になったコースは、田植え（５月１７日）と稲刈り（９月２０日）に参加する「おまかせ」の２３組。募集中なのは「おまかせ」の作業に加えて草刈り（６月７日と７月５日）もする「こだわり」２０組と、「こだわり」並みに参加したうえ純米吟醸酒７２０ミリリットル瓶１０本を翌年受け取る「酒」１０組。それぞれ１組（５人以内）３万３０００円で１区画（約１００平方メートル）のオーナーになる。「おまかせ」と「こだわり」のオーナーは収穫したコシヒカリ玄米４０キロを受け取ることができる。 ◇１７日まで受け付け 問い合わせは高島市高島支所（０７４０・３６・１１２１）。申し込みはたかしままちづくりセンター（０７４０・３６・２０１１、月、木曜休み、午前１０時〜午後４時）。 |
| 産経新聞 |
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