2015年5月4日  世界三十三カ国のランナーが同時刻に走りだす「ウイングス・フォー・ライフ・ワールドラン」が三日夜、高島市で始まった。国内での開催は初めて。

 午後八時、全国から集まった千九百八十三人が同市今津町の今津総合運動公園を出発。マキノ町まで北上した後、湖周道路を南下して同公園に戻る最大百キロのコースに飛び出した。

 この三十分後、キャッチャーカーと呼ばれる車が時速十五キロで追跡を開始。車に追い抜かれた時点でレースが終わってしまうため、参加者は後ろを気にしながら小雨の夜道を走り続けた。車は少しずつスピードを上げ、追い抜かれた人たちからため息が漏れた。

 大会はレッドブル・ジャパンが主催。参加費は全額、オーストリアの非営利団体「ウイングス・フォー・ライフ財団」に寄付し、交通事故などによる脊髄損傷の治療研究費として役立てられる。

 今回は米国、オーストラリア、ブラジルなど世界三十三カ国計三十五会場で開かれ、キャッチャーカーに最後に追い抜かれた男女各一人がワールド・チャンピオンとなる。高島市が会場に選ばれたのは市内だけで百キロのコースが確保でき、信号交差点などが比較的少ないためという。 中日新聞+プラス

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