| 鯖街道、歩いて楽しもう 「針畑越え」をガイドマップに |
| 2015年11月8日 |
| 若狭からサバなどの海産物が京都に運ばれた鯖（さば）街道には、複数のルートがあった。福井県小浜市民らでつくる鯖街道歴史研究会が、街道の一つで、古道が残る「針畑越え」（根来〈ねごり〉坂）を実際に踏破し、ウォーキング愛好者のために迷いそうな分岐点や見どころをガイドマップにまとめた。 古代から鯖街道で若狭の海産物などが都へ運ばれ、都からは仏教や芸術などが若狭へ伝わった。滋賀県高島市朽木を通る「若狭街道」や、琵琶湖沿いの西近江路につながる「九里半越え」など複数のルートがあり、中でも「針畑越え」は最短で古道も多く残る。 近年は多くのウォーキング愛好家が訪れるようになり、今春に一帯の文化遺産群を含めた鯖街道が日本遺産に認定されたことで注目度がアップ。研究会がマップの作成を企画し、小浜市の補助を受けて５月から編集を進めてきた。 |
| 朝日新聞 |
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