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「発酵」と「健康」ランチ人気 京都に滋賀・高島アンテナ店
2017年1月4日
 滋賀県高島市特産の発酵食品にこだわるアンテナショップ「近江高島 かもす家」(京都市中京区三条通寺町東入ル)がランチを始め、「醸(かも)す料理」として女性客を中心に好評だ。甘酒やみそなどを使ったオリジナル料理を1日2種、各30食を提供し、1月からは新メニューも登場する。

 メニューは「発酵」と「健康」がテーマ。高島産の新米を使い11、12月は豚肉の甘酒漬けがメインの「かもすプレートランチ」と、みそで味付けした豚肉を載せた「甘酒の畑ちゃん味噌(みそ)丼」を各千円(税込)でデザートなどを付けて提供した。味わいが深く、おかずとご飯の相性が抜群だ。たくさん食べても、消化が良く、おなかに優しいと好評。

 市内の繁華街に位置しており、ランチの激戦区だが、落ち着いた雰囲気の2階席で食事を楽しめるとあって、リピーターが少しずつ増えており、週末には満席になるという。

 京都と高島は鯖街道を通して、歴史的な関係が深い。料理をプロデュースする店員の矢野雅子さん(45)=京都市西京区=は「両市のつながりを大切にしながら、発酵と健康をキーワードに、京都の三条寺町から高島の食の魅力を発信していきたい」と話す。

 ランチは5日から再開。午前11時〜午後9時。水曜日が定休。問い合わせは、同店TEL075(255)8787。
京都新聞


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