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「しんあさひ風車村」グランピング施設に 滋賀、来夏オープン
2017年9月8日
 2016年4月から休業している道の駅「しんあさひ風車村」(滋賀県高島市新旭町藁園)のリニューアル計画の概要が8日、9月定例市議会の一般質問で明らかになった。民間事業者の誘致を図り、快適な設備でキャンプが体験できるグランピング施設を中心とした滞在型宿泊拠点施設を、来年7月に再オープンする見通しだという。

 同村の総面積は花菖蒲(しょうぶ)園を含めて約11.6ヘクタールで、風車をシンボルとする公園として1988年4月に整備され、93年4月に道の駅に登録された。その後、施設が老朽化し、リニューアルのため休業している。

 市によると、道の駅として存続させるには、管理棟の改修や修景整備だけでも6億円以上が必要になると分かった。このため、民間資本の導入と企業誘致などを検討した結果、民間事業者が提案したグランピングを中心とする施設整備が、新たな観光客誘致に結びつくと判断したという。

 民間事業者が予定する総事業費は19億円。このうち第1期計画として、グランピング施設のほか、レストランや温浴施設を備えたメイン棟、キャビン10棟、テント13基などを14億円かけて整備するとされる。

 事業計画の経過に関する市議の質問に対し、福井正明市長は「市企業誘致条例に基づき、審査会を経て指定事業者を決定した」と説明。市は、施設解体・造成や公園整備などに2億8000万円を一般会計補正予算案に計上したほか、市新旭風車村公園の設置および管理に関する条例を廃止する議案を提案している。
京都新聞


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