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メタセコイア並木沿いにカフェ新築 滋賀、農業公園改修へ
2018年3月22日
 滋賀県高島市は、2018年度から2年がかりで農業公園・マキノピックランド(同市マキノ町)の大規模リニューアルに取り組む。来訪者が増加を続けているメタセコイア並木への観光拠点として、施設の充実を図る。18年度には並木道沿いにカフェ棟を新築する。

 同ランドは1999年にオープン。地元の果樹生産組合の運営で農産物直売所やレストラン、無料駐車場などを設けている。近年はメタセコイア並木が「絶景スポット」として注目を集め、17年の利用者は15万人と、5年間で2万3千人伸びた。

 開園以来初となるリニューアルでは、敷地内にある果樹組合の管理棟などを取り壊し、鉄骨平屋の「メタセコイアカフェ」(324平方メートル、92席)を新設、19年度オープンを目指す。店内やテラス席からまっすぐ延びる並木道が一望できる好立地で、周囲には観光客が一息つける広場も整備し、電線の地中化も実施する。

 同年度には、売店や管理事務所が入る「センターハウス」とレストラン棟を全面改装する。悩みの種だった違法駐車や渋滞対策にも本腰を入れ、2年がかりで駐車場を従来の約1・5倍の250台収容に拡大、導入路には右折レーンも設ける。リニューアル後は年間利用者数は18万人を目標にする。

 17年度に先行実施した既存施設の空調設備改修などを含めた総事業費は6億2200万円。18年度の一般会計当初予算案に関連費2億1500万円を盛り込んだ。市農業政策課は「訪れた観光客に快適に過ごしてもらえる環境を整え、地域の活性化につなげたい」としている。
京都新聞


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