箱館山スキー場(滋賀県高島市今津町)は、毎夏恒例の「ゆり園」を30日にオープンしたのに合わせて、二つの新施設の営業を始めた。絶景を楽しむテラスとユニークなパフェの専門店で「インスタ映え」の写真を狙う観光客から人気を集めそうだ。
山頂テラス「びわ湖のみえる丘」はゴンドラ山頂駅にほど近い、標高630メートル地点を展望エリアとして整備。散策路とともにウッドデッキや有料の「プライベートシート」(25分・千円)を配置し、琵琶湖や竹生島、対岸の伊吹山など、眼下に広がる雄大な眺望を満喫できる。
パフェ専門のカフェ「LAMP(ランプ)」は、冬季に「ゲレンデ食堂」として営業している建物を改修。山小屋風の外観にマッチする、ランタン風の器で、旬のフルーツなどを盛り込んだ計10種類のパフェを提供する。
運営会社マックアースの一ノ本達己社長は「ここでしか見られない景色など箱館山の持つ価値を楽しんでほしい」と話す。10月14日まで営業する(8月17日〜9月14日は休み)。入園料が必要。 |