滋賀県高島市安曇川町と岩手県で「琉球藍染め」を手掛ける3兄弟とその家族による作品展が23日、同町田中のギャラリー藤乃井で始まった。鮮やかな色合いの衣類や雑貨を展示している。
長男の平敷慶之さん(45)と三男慶邦さん(35)、その妻の亜由美さん(34)が同町南古賀に拠点を持ち、次男慶彦さん(42)と妻久美さん(42)が岩手県奥州市で創作に取り組む。
滋賀では年1度、展示会を開いている。琉球藍の特徴である軽やかで澄んだ色調に似合う「日々の生活に溶け込むモダンさとポップさ」(慶之さん)が作品の基調。花柄を大きく染め抜いたシャツやグラデーションが美しいのれん、動物の意匠をあしらったトートバッグなど約200点が並ぶ。
28日まで。無料。販売もする。同ギャラリー0740(32)0150。 |