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扇子の骨くるくる、夏へ準備たけなわ 滋賀で白干し
2018年3月30日
 扇子に使われる扇骨の「白干し」作業が、主産地の滋賀県高島市内で盛んになっている。円すい形に並べられた竹が日に当てられ、夏に向けての準備が進む。

 同市では江戸時代に安曇川沿いに竹が植えられたことから扇骨作りが始まったという。白干しは34ある扇骨の製造工程の一つで、1週間ほど天日にさらし、竹の青みを取って乾燥させる作業。雪が解けた後、春から本格化する。

 同市安曇川町のすいた扇子では、夏用扇子を中心に月に5千〜6千本を生産。吹田政雄社長(69)が「きれいな色になるように」と、円すい形に並べられた扇骨を持ち上げてくるくると回し、まんべんなく日に当てていた。
京都新聞


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