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春告げるのぼり、青空に乱舞 滋賀・高島の「川上祭」
2018年4月18日
 滋賀県高島市内の春の大祭のトップを切り、日置神社(同市今津町酒波)と津野神社(同町北仰)の祭礼「川上祭」が18日行われた。両社の氏子たちがみこしや大のぼりを掲げて巡行し、地域の安寧と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。

 ルーツは平安時代にさかのぼるとされ、県の選択無形民俗文化財に指定されている伝統行事。祭礼場の平ケ崎馬場(同町日置前)では、大小2基のみこし巡行と流鏑馬(やぶさめ)神事に続いて、根付きの竹を飾りつけた2本の大のぼり(高さ約18メートル)を立ち上げた。

 先導役の子どもたちが、赤、白、青の色紙で彩った小のぼりで地面をたたき清め、その後ろを大のぼりがゆっくりと前へ。時折吹く風などで大きくしなり、バランスを崩しつつも、氏子たちが結わえた綱を引っ張って懸命に立て直すと、見物人からも「おーっ」とどよめきが起きた。
京都新聞


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