道の駅がある県内10市町で組織する「県『道の駅』連絡会」と県内の自転車愛好家団体「もうひとつのビワイチ実行委員会」が、県内の20カ所の「道の駅」をめぐるスタンプラリーを始めた。開催期間は11月4日まで。車に限らず自転車や電車、船など、さまざまな交通手段を組み合わせての参加を呼びかけている。
同連絡会は毎年、県内の道の駅の利用促進を目的としたスタンプラリーを実施している。一方、同実行委員会は平成29年夏に自転車で県内を回るスタンプラリーを3日間限定で開催。今回はイベントの活性化を図るとともに、多くの人に県内をゆっくりと周遊してもらおうと両者による共催とした。道の駅のスタンプラリーで、自転車など車以外での参加を呼びかけるのは全国でも珍しいという。
参加方法は道の駅で配布される台紙を手に入れ、全20カ所をめぐってスタンプを集める。最後に立ち寄った道の駅で確認印と賞品の抽選申込用紙を受け取り、県内の道の駅で使える商品券か、「ビワイチ応援キット」(ホテル食事券、ミシガンペア乗船券、近江鉄道一日乗車券などを予定)のいずれか選んで応募する。
同実行委員会の国松善次委員長は「県内の道の駅は湖岸だけでなく、山、寺、城、自然が楽しめる場所にある。秋まで開催しているので、電車、船、ケーブルカーも使って何度も参加してほしい」と話している。
問い合わせは高島市観光振興課(0740・25・8040)。 |