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滋賀・高島産米おむすび好評 近江牛や湖魚具材に、移住の夫婦が土日に開店
2020年2月2日
 滋賀県高島市勝野の大溝地域で、市外から移住してきた30代の夫婦が土日曜に空き店舗を改修したシェアスペース「白湖(はこ)」で開くおむすび店が、地元住民や観光客から好評を得ている。湖国の特産品などを具材にした十数種類で、「高島産米をアピールしたい」と意気込む。

 同市勝野の上田洋行さん(38)と未來(みき)さん(35)夫妻。未來さんは2014年に大津市から移住し、地元のまちづくり協議会で観光案内に携わる。市内の障害者支援センターに勤める洋行さんは福井県坂井市出身で、15年に高島市を訪れた際に未來さんと知り合い、翌年に結婚。18年12月に夫婦で食や文化をテーマに多彩なイベントを開く「白湖」を開設した。

 おむすび店は、白湖開設当初から準備を始め、主に洋行さんがメニューを開発し、夫婦で試作を繰り返して、19年6月末に開店した。高島産米をかまどで炊き上げた後、竹のおひつで保温するこだわりの逸品だ。具材には近江牛のすじ肉や湖魚のゴリのつくだ煮など滋賀ならではの食材や、未來さん手製の梅干しなどを使った。刻みたくあんをマヨネーズであえたサラダは、長浜市のパン製造・販売老舗の「サラダパン」から着想した。

 午前10時〜午後5時。近隣住民の親子連れや訪日外国人を含む観光客が昼食で訪れるほか、おやつ感覚で購入する子どもも多いという。1個120〜250円。旬の野菜と自家製みそを使ったみそ汁(250円)も販売する。

 上田さん夫妻は「きれいな空気と水で育った高島の米をぜひ味わってほしい」と話している。
京都新聞


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